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年齢別英語教育と子育て法 妊婦の頃の英語教育
今、妊娠中から英語教育をするお母さんが増えています。
いわゆる「胎教」と呼ばれるものですが、なんと「1週間の胎教は生後の10年間に匹敵する」と言われているくらい胎教は効果的なものなのです。
最近は、胎教にも英語教材などを使うようになったりして、幼児のうちから英語教育に力を入れるだけではなく、胎児のうちから英語教育に力を入れるようになったようです。
胎児の英語教育といっても、もちろん、胎児に対して英語を教えるわけではありません。
お母さんが、お腹の中にいる赤ちゃんに話しかけるための言語として英語を使用するのが胎児の英語教育になります。
実際にはお腹の中にいる赤ちゃんに、お母さんの声は聞こえているのでしょうか?
実は、20週間目くらいには すでに耳の原型が出来上がり、6ヶ月くらいで聴力がついてお母さんと同じように色んな音を聞くことが出来るようになるのです。
視力が1歳半くらいでやっと完成することを考えると、聴力が完成するのはとても早いといえますね。
しかし、赤ちゃんはお母さんの子宮のなかの羊水に守られているので、お母さんとまったく同じには聞こえないようです。
そして、女性の高い声に反応しやすかったり、微妙なイントネーションもちゃんと聞き分けられると言います。
これは、日本人のみならず、全世界共通といわれています。
お腹の赤ちゃんは何でもちゃんと聞いているのです。
ですから、旦那さんの悪口なんて言っていたらちゃんと聞いているかもしれないので気を付けましょう。
赤ちゃんは様々な音を聴いています。
さらに胎教で、見たり、書いたり、考えたりする脳細胞をどんどん刺激すると、そばにある脳細胞も刺激を受けて活性化します。
ですから、お母さんが話しかけてあげたり、CDを聞いたりすることで赤ちゃんの脳は生まれる前から学習していくのです。
でも改めて、胎教とは何でしょう。
一言に胎教と言ってもいったいどんなものがあるのでしょうか。
「音楽を聞く」こともひとつです。
実際、赤ちゃんが生まれてから、お腹の中にいた頃にお母さんが好んで聞いていた曲を聞きたがったり、その曲が大好きになるというのはよく聞く話です。
ですから、胎教のためだけに!と考えずに、「生まれてからこんな曲好きになってくれるといいな」という曲を選んで聞くようにしましょう。
0歳〜3歳位向けの英語の曲を6ヶ月をすぎた頃から聞くのが効果的だと思います。
また、お腹の赤ちゃんはお母さんの状態に敏感です。
お母さんが興奮すればお腹の赤ちゃんにもそれが伝わり、リラックスしていれば赤ちゃんもお腹の中でリラックス出来るものなので、出来るだけお母さん自身がリラックス出来る曲というのが肝心。
ぜひ心地良いと思えるものを日常に取り入れましょう。
もしかしたらそれが将来、生まれてくる赤ちゃんの大好きな1曲になるかもしれません。
どうして多くの日本人が英語の聞き取りが苦手な理由は何故かわかりますか?
それは、英語の周波数を聞き取る回路をもっていないからなんです。
英語というのは日本語に比べると、かなり高い周波数の言語になります。
日常的に日本語ばかり聞くことに慣れている大人のほとんどの人が、英語の周波数を聞き取る回路をもっていないので、英語が上手く聞き取ることがあまり得意ではありません。
しかし、赤ちゃん〜小学校に上がるまでの幼児期にはすべての周波数領域に対応する耳を持っています。
ですからこの時期にしっかりと英語を聞かせ、英語の周波数を聞き取る回路をつくっておくことがとても大切です。
お店に並ぶ胎教のCDの多くが、過去も現在もモーツァルトの曲を集めたものやクラシック音楽が何故か多く使われています。
これは高周波域の音(特に6,000ヘルツ以上)が多く含まれていることで、英語を聞き取る回路をつくるのに最適だからです。
さらに、モーツアルトの音楽には、独特の高い周波数とリラックス出来るやさしい音の双方でなんともバランスよく構成されています。
嬉しいのは、英語耳をつくるだけでなく、「脳にエネルギーを送り、脳を活性化させる」ことや、「副交感神経に作用し心からリラックスさせてくれる」「免疫力を高めてくれる」などさまざまな良い効果が得られることが分かってきています。
これで、胎教だけでなく病院や施設で様々な音楽療法にもモーツァルトの曲が取り入れられている理由が納得出来ますね。
もちろんお腹の赤ちゃんだけでなくお母さんにも良い効果をもたらしてくれるので、クラシックやモーツァルトが嫌いではない方なら、是非胎教に取り入れてみてください。
おすすめするのは、妊娠4カ月半ごろから、お母さんがリラックスしてくつろいでいるときにCDを適度な音量で聞くのが良いでしょう。
その際、ヘッドフォンは使わず、お腹を音源に向けるために、ぜひスピーカーの近くに座ってみてください。
歌詞本に載っている日本語の訳を見ながら、可愛い赤ちゃんが生まれて来てからの、読み聞かせの練習をしてもよいでしょう。
このように胎児の頃からバイリンガル教育をして将来は世界に羽ばたく人材を育成することも夢ではありません。
また、胎児の頃によく聞いていた歌を聴くと、赤ちゃんはぐっすり眠ってくれるという統計もあります。
ぜひ妊娠中から、お母さん自身のためにも英語教育、はじめませんか。